2022年7月13日 20:00
市村正親と尾野真千子「この人のために生きていたい」生きがいを語る
仕事をしていても「この人のためにがんばりたい」と支えになりますし、「この人のために生きていたい」と思うこともあるので、いまは自分の心も生活もとても充実しています。こんなふうに、一緒にいて同じ気持ちをわかち合おうとしてくれる存在はいままでいなかったので、夫がいい生きがいになっていますね。
結局はがんばることしかできないと感じている
―素敵なお話をありがとうございました。それでは最後に、人生の先輩でもあるおふたりから、ananweb読者に向けてメッセージをお願いします。
尾野さん駆け出しの頃、私は「がんばれ」という言葉が嫌いでした。というのも、「こんなにがんばっているのにまだがんばらなきゃいけないの?」とか「何をがんばればいいのかわからない」と思っていたからです。でも、日々いろんなことを達成したとしても、また次に向かっていかないといけないわけで……。結局は、がんばることしかできないのではないかと考えるようになりました。
なかには「がんばれ」という言葉に心を痛める方もいらっしゃるかもしれないですが、振り返ってみると、私自身は「がんばってね」と言われて励まされてきたことが多かったんじゃないかなと。