2022年7月21日 21:00
阿佐ヶ谷姉妹の地味おもしろ同居エッセイも! 注目の“女バディもの”
世界的にシスターフッドカルチャーが普及したことで、女バディものが多様な広がりを見せている。
女バディものは、ゆるっとカラッとがトレンド?
女性同士の絆を描く「ロマンシス」系マンガから女性のほのぼのとした同居生活エッセイ、スカッと爽快感が得られる小説など、リアリティがありながら軽やかなテイストの作風が反響を呼んでいる。今の時代、女性同士の繋がりは、気楽な関係性が求められている!?
1、『一心同体だった』山内マリコ著
10~40歳までの女性たちの友情を描いた8つのストーリー。
女同士の友情の複雑さ、繊細さ、そして女子の生き様を描き出した8編の連作短編。それぞれの年代の女子の友情がロンド形式で繋がっていく、私たちの平成30年史でもある。光文社1980円
2、『マイ・ブロークン・マリコ』平庫ワカ著
自殺した親友の魂を救うために遺骨と一緒に逃避行!?
学生時代からの親友マリコを自殺で失ったシイノトモヨ。虐待を受けていたマリコの遺骨を親から強奪し、ふたりで旅に出る。秋に永野芽郁さん主演で映画が全国公開される。
KADOKAWA715円
3、『女ふたり、暮らしています。』キム・ハナ、ファン・ソヌ著
似ているけど全く違う…。