2022年7月27日 18:10
熱帯夜は腸にとっても危険!? いまこそ“腸活”をすべき理由とは
不規則な睡眠も腸の健康には大敵で、忙しい現代人は腸の調子を崩しやすい状況と隣り合わせといえるでしょう。毎日できるだけ腸にいい生活を意識することが大切です」(伊藤さん)
腸活トピック2022
清潔にしすぎると、善玉菌も減ってしまう!?
「コロナ以降、除菌やマスク生活が習慣となっていますが、清潔すぎる環境で暮らしていると善玉菌は減ってしまいます。善玉菌が減少するとアレルギーにもなりやすく、その兆候が出始めている。とはいえ除菌などをやめるのも難しいので、そのぶん腸活で善玉菌を増やすことが大切」(伊藤さん)
人との交流不足で菌の多様性が失われる…。
「腸の健康には、腸内細菌の種類が多様であることが大切。人と一緒にいると自然と菌が共有され、多様性を育みますが、リモートなど人と距離をとるコミュニケーションが定着した今は、それもままなりません。多様性の低下もアレルギーをはじめいろいろな症状につながります」(伊藤さん)
猛暑のストレス。寝苦しさは腸にも危険。
「今年は猛暑といわれていますが、夜間の最低気温が25°C以上になる熱帯夜にも要注意。寝苦しさがストレスとなり、腸内環境が乱れてしまいます。また、睡眠不足は脳にも影響を及ぼすので、脳腸相関によって腸の調子を崩してしまう。