2022年7月28日 19:00
毎朝1分、トイレタイムをルーティンに! いますぐできる“基本の腸活”6つ
暮らしのなかで気軽に取り入れられるベーシックな腸活の基本をざっくりご紹介。食事、運動、生活習慣など、毎日行っていることを少し意識するだけで、腸はみるみる変わっていくはず!教えてくれたのは、消化器内科医の工藤あきさんです。
起きたら水を1杯飲む。
食べ物や飲み物を摂取すると、胃と結腸に反射を起こし、腸に刺激を与えられる。この反応を利用するため、朝起きたらすぐに水を飲むこと。「この反射が一番強く起きるのが朝。朝食を摂るのがベストですが、コップ1杯の水でもこの反射を起こせます。特に夏は、寝ている間に水分を失った体に冷たい水を入れてあげることで、胃腸にスイッチが入りやすくなる。
冷水の方が素早く吸収されますが、腸へ負担をかけたくないなら白湯(さゆ)などの温かい飲み物でもOK」(工藤さん)
日光を浴びてセロトニンを分泌。
幸せホルモン「セロトニン」が増えると、排便を促す腸の蠕動(ぜんどう)運動も活発に。そしてセロトニンは、日光を浴びることで分泌される。「光の刺激によって、脳内でのセロトニンの合成が活発になります。特に朝日を浴びると、交感神経のスイッチが入り、体内時計がリセットされるので、起床直後に行うのがおすすめです」。