くらし情報『須田景凪「主題歌は青く未熟なさまを書きたかった」映画を彩る歌たち』

2022年10月9日 20:00

須田景凪「主題歌は青く未熟なさまを書きたかった」映画を彩る歌たち

アニメーション映画の主題歌と挿入歌を配信リリース

須田景凪「主題歌は青く未熟なさまを書きたかった」映画を彩る歌たち


――2022年10月7日に両A面シングル「雲を恋う/落花流水」を配信リリースされました。

「雲を恋う」は、映画『僕が愛したすべての君へ』の主題歌のオファーをいただいてから、そのときは映画を作る前の段階だったので、原作の小説を読ませていただいてから書き下ろしました。その後、主題歌を書き終わってから、絵コンテを見せていただく機会があって。挿入歌となった「落花流水」も作らせていただきました。

この“僕愛”と同時に公開される、もうひとつの映画『君を愛したひとりの僕へ』では、“僕愛”で主題歌だった「雲を恋う」が挿入歌になっています。

――2曲とも映画にぴったりで、とても物語の世界観を大事に、曲を描かれていますね。

“僕愛”と“君愛”のどちらの作品を読んだときも、どちらも「自分」という核が強くあったうえでその後のストーリーの展開が起きていて。あえて「雲を恋う」では一人称、完全に自分目線で、青く未熟なさまを書きたいという気持ちが強くありました。
このタイトルは、ことわざの「籠鳥雲を恋う(ろうちょうくもをこう)」からきています。とらわれている存在が自由な境遇に憧れているさまという意味なんですが、映画の主人公が感情を吐露できないもどかしさとリンクする部分があり、そこからつけましたね。

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