くらし情報『高橋克実、妻を演じた富田靖子を語る「温かさに救われました」』

2022年10月13日 20:00

高橋克実、妻を演じた富田靖子を語る「温かさに救われました」

と口に出てしまうほど、驚きました。脚本・監督を担当するのが、森岡利行さんだと知って少し納得しました。監督は30年ほど前に同じ劇団で活動していた仲間だったんです。それにしても、なんでこんなおっさんを主演に、と思いました(笑)。原作を読んで、とても面白いなと思いましたし、僕も新潟出身なので、地域振興や過疎化など、地方が抱えるいろんな問題は身近で共感できました。

ーー福岡の方言がとてもお上手でした。

高橋さん町役場の地域振興課長を演じた坪内守くんが福岡出身で、お姉さんと一緒に方言指導をしてくれたんです。福岡の方言は、興奮すると言葉の音がどんどん上がっていくらしくて。
そこがとても面白いなと思いました。

高橋克実、妻を演じた富田靖子を語る「温かさに救われました」


ーーおもに福岡県大牟田市で撮影されたそうですね。撮影現場の想い出を教えてください。

高橋さん大牟田市民の協力隊、商工会議所や青年部の方々が全面的にバックアップしてくださったんです。例えば、雨を降らすシーンを東京でやると、いろんな機材を使って、雨降らし(業界用語で、撮影のために雨を降らすこと)を行うわけです。今回は、僕が投げ飛ばされる家の二階に、この映画のスタッフたちのほか、協力隊の方々がホースを持って上がり、反対側はカメラに映らない位置に脚立を置いて上って、雨を降らせたんです。

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