2022年10月22日 20:00
『エルピス』で共演! 眞栄田郷敦に、鈴木亮平「Pure Boy!」長澤まさみ「かわいいのぅ」
そうした違和感や矛盾というものが正直に描かれているので、共感してもらえるのかなと思いますし、楽しんで見ていただけたら嬉しいです。
眞栄田:僕が演じる拓朗は、そうした社会の問題などがわかっていない人物ということもあり、台本を読み、演じながら、彼と一緒に知っていく感覚がありました。冤罪を覆すのはこんなに難しいんだとか、政治のこととか。
――プロデューサーの佐野亜裕美さん、演出の大根仁さんとの現場はいかがでしょうか。
長澤:安心できますね。大根さんとは11年ぶりに仕事をしますが、物語の理解度が一番深いんです。
鈴木:素晴らしいですよね。
長澤:私が勉強していったもの以上を求められることが多いから、現場でバタバタすることも多いけど、悩みながら演じられる方がいいなと思っていて。
こうだと思ってお芝居を固めてしまうと、“それ以上の何か”が画面に映らないような気がするので、その場で感じたこと、その時に生まれたものに柔軟でいたいんです。
眞栄田:ちょっと悩んでいることも的確にアドバイスをしてくださって。拓朗を演じるにあたり、全ての引き出しを開け、持っているものを全てぶつける気持ちでやっていますが、それを受け止めてくれる。