くらし情報『奇跡の空間…! オール「国宝」の展示室に圧倒される史上初の展覧会』

2022年10月23日 09:00

奇跡の空間…! オール「国宝」の展示室に圧倒される史上初の展覧会

一度にまとめて出すには、数年前から数年先まで調整する必要があるのですが、今回は150年という節目だから実現できました。ただ、絵画と書跡分野を中心に展示替えがあり、作品によっては展示期間が2週間のものもあります。国宝は、常時60件程度は一定して出しており、「いつ来たら損」というのはないのでご安心ください。

奇跡の空間!オール国宝の展示室

奇跡の空間…! オール「国宝」の展示室に圧倒される史上初の展覧会


特別展『国宝東京国立博物館のすべて』展示風景

では、展示室の様子をご紹介。第1部の空間にあるのは、すべて国宝です!

一般的な展覧会では、多くの作品が並ぶなかで1点でも国宝が見られればラッキーという感じなのですが、本展第1部に展示されているのは全部国宝。絵画や書跡、漆工、考古など8つのジャンルから国宝に指定された作品が並び、展示室によっては360度国宝に囲まれる部屋も。まさに奇跡の空間を体験できます。

この展覧会の最初の展示室でトップを飾るのが、長谷川等伯の《松林図屏風》。
毎年お正月の時期に短期間公開されている国宝で、トーハク所蔵品のなかで一番人気ともいわれる作品です。湿った空気の中に浮かび上がる松林が美しく描かれた本作品は、日本における水墨画の最高傑作のひとつ。

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