2022年11月19日 09:00
圧が強すぎ…! 現代日本のトップアーティスト、大竹伸朗のパワフル展覧会
本展でもっとも目を引く作品は、ドイツの国際展にも展示された《モンシェリー:スクラップ小屋としての自画像》。ネオンサインやトレーラー、ギター、巨大なスクラップブックなどが凝縮されたパワフルなインスタレーションです。
展示室の空間に巨大な小屋が置かれ、かなり迫力があります。小屋の中をのぞくと、いろいろなものが詰まっていて、こちらも圧が強め。音も鳴る作品で、大竹さんの集大成のひとつといわれています。
人気のニューシャネルも…!
また、本展はグッズも充実。大竹さんは、文字の作品も多く手がけていて、本展の「大竹伸朗展」という文字も今回の新作です。そんな「大竹文字」のひとつが《ニューシャネル》(1998年)。
スナックの看板をモチーフにしてつくられたもので、Tシャツなどのグッズが大人気です。今回のためにつくられた新作グッズもあるので、ぜひ特設ショップものぞいてみてください。
本展は2023年2月5日(日)まで開催。その後、愛媛県美術館と富山県美術館に巡回予定です。
Information
会期:~2023年2月5日(日)
休館日:月曜日(ただし1月2日、9日は開館)、年末年始(12月28日~1月1日)