くらし情報『三浦透子「自分と少し距離を取ったから書けた詞」 ミニアルバム制作で得た気づき』

2022年12月3日 21:00

三浦透子「自分と少し距離を取ったから書けた詞」 ミニアルバム制作で得た気づき

告白してくれたら、別に否定する人なんてこの家族にはいないよ、という。でも、そもそも告白しないといけないものなのかな、誰かに説明する必要なんてあるのかな、というのも同時に感じました。演じていて私自身もいろいろと考えさせられたシーンでしたね。登場人物、みんな優しいんですよ。ただ、その優しさをもってしても救えない何かがあるというのも事実で。だけど結局、わかり合うために必要なのもやっぱり優しさなんです。そういう意味で、すべての登場人物に愛を持って観られる映画だと思います。

アーティストになれるとは思っていませんでした。

――三浦さんは本作の主題歌である「風になれ」も歌われています。羊文学の塩塚モエカさんが作詞と作曲を手掛けられていますが、これは三浦さん自身のリクエストだったそうですね。

三浦:制作の経緯を言うと、出演オファーをいただいたときに、主題歌も歌ってほしいと言われました。じゃあ、誰に頼もうかと自分の音楽チームと相談する中で、いつかご一緒したいと思っていた塩塚さんの名前を出したんです。ただ、自分の中で決定打になったのは、ラストシーンを撮っていたとき。佳純が走り出すシーンですが、この後に流れる音楽は塩塚さんにお願いしたいと心が決まりました。

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