一級建築士が教える! 選んではいけない「1人暮らしの間取り、物件」と注意点
窓に関して言えば、間取り図は位置だけを確認するもの、とわきまえておきましょう。
注意点その3.ロフト付き=天井が高い、と思ってはいけない
ロフト付きの物件は空間の有効活用としておすすめはしたいですが、ロフトがあるからといって、天井が高いのかな、居心地よさそうだな、と判断はできません。ロフトの床から天井までは1.4m以下と定められていますが、天井高が〇m以上の空間に設置しなければいけない、という決まりはないからです。
注意点その4.バス・トイレ同じ、を毛嫌いしない
バス・トイレ同じ=狭い、という先入観は捨ててもいいかもしれません。いまはユニットバスがどんどん進化しており、同室でも空間にゆとりがあるものもあるんです。築浅物件ではなおさら検討の余地ありと思ってよさそうです。
©studio marble/Getty Images
※2022年2月26日配信。
一級建築士が教える!「地震に強い賃貸物件」の特徴
間取りについていろいろお伝えしてきましたが、次は、地震大国日本において命を守るために知っておいて損はないことをお話します。
大きなポイントは、建物の構造と築年数、耐震工法、そして立地。