一級建築士が教える! 選んではいけない「1人暮らしの間取り、物件」と注意点
窓が1か所しかない物件も、換気扇があれば問題ありません。窓と換気扇、どちらも備えてあり、かつ換気扇はしっかり機能しているかに注意して物件をチェックしましょう。
その2.居室とキッチンが一緒
いわゆる、1Rですね。動線が短くて済むというメリットもありますが、キッチンが同じ空間にあると食べ物のにおいが部屋中に広がってしまうので、お気に入りのワンピが昨日作ったニラレバ炒めくさい、自炊しなくてもスーパーで買ってきた餃子のにおいがニットに染みついてる、なんてことがざらに起きてしまいます。ですから、1Rはおすすめできません。
その3.洗濯機置き場、冷蔵庫置き場がない
都内で賃料が6、7万円以内の物件ですと、洗濯機、冷蔵庫置き場がない部屋もあります。これは当たり前ですが非常に生活しづらい。洗濯機置き場がない場合は、共有の洗濯機があることも多いのですが、まぁ誰が使っているのか、何を洗っているのかわからないですからね、避けたほうがベターでしょう。
そして、置き場を確認できたら、位置も重要です。特に冷蔵庫って、意外と音がするんですよ(静音タイプもあるがやや高め)。ですから、寝る場所から離れた位置にあるのがなおいいでしょうね。