くらし情報『篠原ともえ「ものづくりに真摯に取り組み、内面も磨いていけたら」 デザイナーとしての顔』

篠原ともえ「ものづくりに真摯に取り組み、内面も磨いていけたら」 デザイナーとしての顔

’90年代後半、カラフルでポップなキャラクターで一躍、時代のアイコンとなった篠原ともえさん。近年、デザイナーとしても目覚ましい活躍を見せ、そのたおやかで洗練された佇まいも話題。
篠原ともえ「ものづくりに真摯に取り組み、内面も磨いていけたら」 デザイナーとしての顔


「私が品格を感じるのは、芯がある人。尊敬しているアートディレクターの石岡瑛子さんもそうですけど、芯がある人は誰もがそこを目指して付いていきたくなるようなオーラがあって、本当に輝いて見える。だから私も“ものづくりを生業にしていく”という信念を持って生きていこうと思っているんです」

品格のある人について、こう語ってくれた篠原ともえさん。ポップでカラフルな衣装を身に纏い、シノラーブームを巻き起こした10代の頃とは一変。今では凛とした美しさが目を引く大人の女性へと変貌を遂げ、デザイナーとして活躍中。この印象の変化に驚いた人も多いはず。


「そう思われることが多いんですけど、私としてはとくに何も変わっていないんです。あの頃も今でも、変わらず根本にあるのは、表現することと、ものづくり。ただ、夫と出会ってデザイン会社を立ち上げたことは、自分の人生において一番の大きな変化かもしれません。その職業や立場の変化が見た目にも連動していて、あの頃は華やかなステージに合わせ、鮮やかな衣装を身に纏うことが喜びでしたが、今は裏方の仕事が多いので、自分の存在を位置づけるマナーとして、必然的に今日のようなモノトーンの服が多くなっていったんですよね。

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