可能性を開くのは日々の積み重ね! “よい習慣”が自己改革に繋がるワケ
できるだけハードルは低く、それでいて効果は絶大。そんな無理なく確実に自分を変えるポイントは「習慣」を活用すること。続けるうちに、新たな自分に!
「習慣」とは、物事を継続的に行ううちに、それがいつものルーティンとして身につくこと。そんな習慣を活用して自分を変えるとなると、何か試練のようなことを始めなければいけないと思う人もいるかもしれないけれど、そうではなく、むしろその逆。
「例えば、みなさん毎日歯磨きをすると思いますが、これも一つの習慣です。歯の健康を守るため、子どもの頃から身につけている大切なルーティン。習慣は、それくらい負荷が少なく、心地よいからこそ続けられる。続けるうちにそれが自分の人生の一部になり、ひいては自分の一部になる。
つまり、自分自身が変わるのです」(メンタルコーチ・ワタナベ薫さん)
実は、私たちの生活は、さまざまな習慣の集合体で成り立っていると言うのが、習慣化コンサルタントの古川武士さん。
「起床時間や通勤手段、食事など、毎日がルーティンの塊といえるほど。こうしたいつもの習慣の質をよりよく改善すれば、自ずとクオリティ・オブ・ライフは上がっていきます。また、こんな自分になりたいという具体的な目標があるなら、それに近づくためのトレーニングを習慣として取り入れれば、日々の積み重ねで可能性が開けていく。