「俺についてこい」タイプは不人気? 20~35歳女性100人に聞く“惹かれる相手”
が1位になっている。このことからも現実的に惹かれる相手は、どちらかというと身近に感じられる人ということ?
「これだけ推し活が浸透していることを考えると、もはや双方向の関係にはこだわらないのかもしれませんね。相手のことが『好き』『恋人になりたい』だけじゃなく、『素敵』『推せる』みたいな感じで感情のモードが増えている。かっこいい人はSNSなどを通していくらでも拝めるし、むしろそういう人とリアルに恋愛をするとなると、心配事が増えてしまうかもしれない。それにビジュアルは磨かれていく部分もあるので、そういうところに重きを置くよりも、一緒にいて心地よい人を求める傾向にあるのでは」
また、惹かれる対象として、男性優位的なスタンスを表す“マッチョ志向”の男性と、そうでない男性では、圧倒的に後者に軍配が。メイクやファッションなど性別にこだわらず、おしゃれを楽しむ男性については「本人がそうしたいなら、それでいい」が最多に。“男性らしさ”“女性らしさ”といった前時代的な枠組みにとらわれないスタンスが窺える。
「価値観のアップデートという側面もあると思いますが、基本的には、身近な男性をサンプルに『高圧的な態度は嫌だな』とか、肌感覚で判断しているのだと思います。