人との比較、盛りたい願望、やめたいのにやめられない…お悩み別“SNS疲れ解決法”
人の投稿を見て気持ちが落ち込む、頻度の高いやりとりがしんどい、攻撃的な言葉に傷ついてしまった…。本来、楽しいはずのSNSなのに、使うことに嫌気が差してしまったという人が増加している模様。そこで、さまざまな疲れの解決法をレクチャー。
主体的に使うことでSNS疲れを撃退。
「SNS疲れ」という言葉が一般化するなど、SNSにまつわる悩みを抱える人は多いよう。なぜ、そうした問題が起こるのだろうか。
「SNSは個人の事情を無化しやすいツールです。それぞれに違う生活を送る人たちが画面の中で並列に表示され、本当は人それぞれ苦労もあると知っているはずなのに、一枚の写真を見ただけで“キラキラした人生を送っている”と思い込んで羨ましく感じるなど、認知の歪みが起こりやすくなります。
また、現実とは異なるSNS内の時間感覚に従うため、たとえ夜であっても“すぐに返信をしなければ”などのプレッシャーも生まれやすく、結果、疲れを感じる人が多いのではないでしょうか。流れてくる情報をただ消費するのではなく、“自分は何のためにSNSを使っているのか”という目的を一度はっきりとさせ、自分の判断軸を持って主体的に使うことが大事になります」