小関裕太「人との関わりでは弱音を吐くことも大事」他人を頼れるようになった理由
です。突っぱねられているときに、そういう言葉が出てくるなんて「なんて純粋でまっすぐなんだろう」と感動しました。
―ワンコはつらいことがあってもあまり表に出さない強いところがありますが、ご自身も顔に出さないタイプ?
小関さん最近はがんばって頼るようになってきましたけど、もともとはあまり頼れないほうですね。
―意識的に頼るようになったのは、そちらのほうがいいと経験で学んだからでしょうか。
小関さんそうですね。以前は、「つらいとか苦しいと言わないほうがかっこいい」とか「がんばっていれば人に伝わるだろう」と思っていました。でも、やっぱり人のことは人のことなので、あまり伝わらないんだなと。それなら「これは嫌だ」と言ったほうが人間関係のためにはいいと考えるようになりました。
自分のためでもありますが、他人と関わりを持つなかで弱音を吐くことも大事なんだと感じています。
―ほかにも実はワンコと同じように毒舌な一面があるとか、似ているところがあれば、教えてください。
小関さん僕は言葉が丁寧なほうなので、毒舌になろうとしていた時期はありました。たとえば、もともとの一人称は「僕」なのに「俺」にしてみたり、「めっちゃ」