くらし情報『不動産会社の女性経営者が教える! 選んではいけない「賃貸物件の間取り」』

不動産会社の女性経営者が教える! 選んではいけない「賃貸物件の間取り」

また、退去時に余計なクリーニング費用が発生してしまい金銭面で負担がかかる可能性もありますから、窓がなく風通しが悪い半地下、地下の物件はオススメしません。

NG 3. 「必要以上に、雨や風などの音が響いてしまう物件」
山手さん古い木造タイプのアパートですと、台風や突風など、外からの音が必要以上に響いてしまう場合も。住んだ後に気になってしまったとしても、それだけを理由に引っ越しというのは辛いですよね。音に敏感な人は特にストレスの原因になってしまいますし、雨の音すら室内にいても響いてしまって不快に感じることもあります。木造、築年数の古い物件は特に、雨の日に内見をしておくと安心です。

――南向きは家賃が高い印象です…。それでも南向きにこだわるべきですか?

山手さん家賃重視の方にとっては、日当たりが悪いということで割安になっている物件は多いですから、北向きの物件をあえて探すというのも1つの手だと思います。また、夜勤などで昼間に眠ることが多い人は、昼間に日当たりがよすぎると眠れませんから、日当たりのいい物件に住む必要はないですよね。
大切なのはご自身の生活スタイルに合わせて物件を選ぶこと。

ただ、私自身、以前住んでいた部屋が北向きで暗く、日中に家にいるとなんとなく気持ちが塞がりマイナス思考になりがちになってしまった経験があります。

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