俳優界屈指のサウナー・磯村勇斗「蒸されない人生は、もう、考えられない」 サウナへの情熱を語る
フィンランドでは儀式を行う場にもなるそうで、生まれたての赤ちゃんや、亡くなった人を天国へ送る直前に入れる風習もあったと聞きました。妖精の存在も信じられているすごく神聖な空間。大切にしたいですね」
塩、ミスト、遠赤外線などあるなかで、お好みは?
「やっぱりフィンランド式ですね。室温は80~90°Cで湿度も保たれています。なにより、石に水をかけて蒸気を発生させるロウリュが好きなので。また、温度管理、セルフロウリュの可否、ベンチの木材と背もたれの角度、ライティングといったセッティングもリラックスには大事な要素。ついつい注目しちゃいます」
蒸される時の必需品は?
「乳液とボディクリームかな。湿度があるとはいえ高温の室内でじっと座っているとどうしても肌が乾いてくるので。
3セット終えて更衣室に上がったら、すぐに保湿をしています。サウナハットも持っていますよ」
かけがえのないひとときを慈しむために1人でこもる割合が高いという。
「“ととのった”後に食べるごはん(通称・サ飯)は何にしよう?とか些細なトピックスに思いを馳せるターン、芝居についてあれこれと巡らせる瞬間、何も考えずにひたすらボーッとするタイミングなど。