サウナで“ととのう”の正体とは? 入り方から注意点まで、サウナの基礎Q&A
日頃は素通りしていた事柄を改めて振り返るなど、自分と対話するうちに一瞬で過ぎますよ」
Q 効果を得るための基本的な入り方は?
A サウナ水風呂休憩を1セットに、3~4回繰り返す。
「3ステップを踏むことで、“ととのい”への道が開けます。セットを重ねるたびに体はなじみ、心地よさも増していく。サウナ室では背中の中央が熱くなるか脈拍が軽い運動時と同程度になるまで待つ。次の水風呂で肩まで浸かり、気道がスースーし始めたら出ましょう。締めの休憩は足の末端がひんやりしてきたら終了。ただし無理は禁物。熱さを我慢して耐える、過度な回数をこなすのは負担が大きく、月経不順を招くケースも。
体慣らしに、1セット目では2分ほど湯船に入ってからサウナ室へ向かうのもアリです」。手順の基礎はインプットしつつ、体調と相談しながら楽しんで。
Q “ととのう”ってどういうこと?
A ハイ&リラックスが同居。秘めた能力も発揮されやすくなる。
よく宙に浮いていると例えられるけれどその正体は?「脳が覚醒する一方で体の表面と深部の体温差を埋めるべく副交感神経が活性化。
興奮と平穏が同時に訪れ独特の快感が広がります」
Q “ととのい”以外にもご利益はある?
A ぐっすり眠れる、痩せ体質になる、ツヤ肌を生む…。