経済的に厳しい家庭で育った過去…パックン「お金がないから人生つまらないと思ったら負け」
お笑いコンビ「パックンマックン」として活動しながら、25年以上の投資歴があり、金融教育の講師として全国各地で公演も行うパックンさん。経済的に厳しい家庭で育ったパックンさんが、今でも節約や、お金を増やすことに積極的に取り組む、その理由を探る。
ずっとお金と向き合ってきたパックン流の、幸福になるためのお金に縛られない生き方とは?
アメリカで、家計の苦しい母子家庭で育ったパックンさん。幼少期の経験から、お金に縛られない生き方をずっと目指してきた。
「僕が小さい頃、母はいつもお金の心配を抱えていて、泣いてばかりいた。母は20年もの間、同じスカートをずっとはき続けていたしね。僕や姉が飲むドリンクも水か脱脂粉乳ばかりで、炭酸水のようなシャレたものは、うちには一切ありませんでした。『お金がないからって、なんか問題ある?』と開き直っていた時期もありましたが、やはり心の中ではお金のことばかり気にしていて、それから解放されたいという気持ちをずっと強く持っていました」
そんなパックンさんが、お金を効率よく生み出すために工夫することの大切さを知ったのが、10歳から8年間毎日欠かさず続けた新聞配達のアルバイトだそう。