SixTONES、JO1も熱烈ファン! 話題の2人組MOROHA「最終的に落ち着くところが、自分たちの曲であることを願います」
アフロそうですね。「主題歌」はアルバムには再録したものが入っているんですけど、ミュージックビデオはリモートで録ったものが使われているんです。いつもレコーディングもふたり一緒にせーので録るんですが、ミュージックビデオに関しては、UKくんが録ってくれた音に対して俺がラップをのせるという方法でそれぞれ自宅で録りました。おたがいが離れたところにいながら、それもコロナ禍でのドキュメントぽいなあと感じましたね。
――10曲目「六文銭」は初音源化された曲ですが、過去に「一文銭」「二文銭」……とあるシリーズの最新という位置付けに?
アフロそうです。基本的に「文銭」シリーズは、そのときの自分たちの思いを書いているので、昨年行った日本武道館単独公演のことが書いてあったり。
UK僕はギタリストなので、いまでき得る最高のスキルやメロディを落とし込んでいるのが、「文銭」シリーズの醍醐味なんです。それは辛いところでもあるんですが、いまの自分での集大成にもなっていて。
どの曲もそうなんですが、人間的な成長や、スキル的な部分でも、毎回自分でテーマを決めてやっていて。「六文銭」も然り。ギタリスト目線でのフレーズの楽しさや、難しさみたいなものが曲には詰まっていますね。