SixTONES、JO1も熱烈ファン! 話題の2人組MOROHA「最終的に落ち着くところが、自分たちの曲であることを願います」
「花向」だったら、不倫や失恋の歌に対して、あまりにもはねてポップな曲はニュアンスとして違う。優しい曲調とはいえ、その優しさにもいろんな種類があると思うので、そういう繊細なところを歌詞と組み合わせたうえで、せーので合わせています。そこで、ふたりの実感としてちょっと肌感が違うとなった場合、メロディを変えたり、ギターフレーズをまるごと違うものに変えてみたりしていますね。
――8曲目「ネクター」は、アフロさんご自身の家庭環境について描かれているそうですね。
アフロいままでの曲は、家族に対して良い部分を歌ってきたんです。優しいじいちゃんと、あったかい家族という感覚での曲で。どの家族もそうだと思うんですが、キツいときもあれば、良い時もあって、一色ではない。いままで良いところばっかり書いてきたけれど、おじいちゃんが亡くなったタイミングもあって、自分が体験したけれどイヤだったことをなかったことにはできないなと。
音楽活動は、自分の生きざまを晒す職業だと思っているので、良いことばかりではなく、キツかったことにも「いよいよ手をつけるぞ」という気持ちで作り始めましたね。
――9曲目「主題歌」は、コロナ禍で音楽活動の制限においての葛藤が込められていますね。