貫地谷しほり「若年性認知症の現実を学び、意識が変わりました」
食事のことをちゃんと考えるのも当たり前になってきたので、そういったこともうれしいです。
―してみたい冒険については、「苦手意識があるが、色っぽいお芝居にも挑戦してみたい」ともおっしゃっていましたが…。
貫地谷さんそこに関してはまだしてないですし、いまだに苦手ですね(笑)。それよりも本当の冒険がしたいですね。というのも、私は旅行をしたり、漫画を読んだりして異世界に思いをはせることが好きなので、言葉が通じないようなところでがんばってコミュニケーションを取るような経験ができたらいいなと。最近は、旅に出ることが私のモチベーションとなっています。
―では、いま行きたいところといえば?
貫地谷さん暖かくて、海がある場所でゆっくりできたらいいですね。ちなみに、つい最近もビーチがある海外に1週間くらい旅行したんですが、東京に帰ってきてしばらくしたらスマホに「先週より使用時間が38%増えています」という表示が出ました。
そのときに気づいたのは、旅行をしたことでこんなにもデジタルデトックスもできていたんだということ。心が波立つこともなかったので、こういう時間は必要だと改めて感じました。
自分の気持ちがどこにあるのかを知るのは大切なこと
―貫地谷さんと言えば、いつも笑顔が素敵ですが、意識されていることがあれば教えてください。