Da-iCE「いろんな色を見せられる一枚になった」 新アルバム『SCENE』制作秘話
岩岡:うん。今までにない楽曲と振り付けなんで、幅がまた広がったよね。
――「H?NTO」は和田さんがPARIS on the City!の明神ナオさんとともに作詞を手がけています。
和田:じつはこのバンドのギターが高校の同級生で、前から一緒に何かやりたいとは話していて。今回、ボーカルの明神くんが曲を作って、僕も作詞で入らせてもらったんですが、まさかそんなふうに繋がれるなんて思ってなかったから、個人的にすごいエモくて思い入れがある。
工藤:縁だね~。
和田:最初に明神くんが曲を上げてきた時に「不倫の曲です」って説明されたんですよね。これまで、僕らってそこまで不倫不倫した曲がなかっただけに、面白いかなとは思ったんですけど…。
大野:“フリンフリン”って、なんかすごいかわいい感じがするけど。
和田:あとせっかくだからバンド色を残したくて、音はシンプルにしてもらった。
工藤:でもアレンジでかなり雰囲気が変わったよね。デモ音源の時はアコースティックな感じだったのが…。
花村:最初は低めのキーに設定されてたのを、Da-iCEっぽさを出したくて3つぐらいポジションを上げたんです。そしたら高すぎてしんどかったんで原曲プラス2でお願いしたら、1、2番はいいんだけど、最後のサビで全音転調してさらに上がっちゃうっていう…。