彫刻“考える人”の姿勢は排便の理想型!? 便のプロ直伝、腸を活性化する一日の過ごし方
「腸内環境は人それぞれなので、何が奏功するかは試さないと分かりません。また、運動と一緒で続けられなければ意味がないので、自分の生活と腸に合わせて気楽に試してみましょう」(神山さん)
【朝】白湯や朝食を摂り、腸にスイッチオン。
目覚めたら、まずは歯磨きで就寝中に繁殖した口腔内の菌を除去。
「かかとを上げっぱなしの状態で歯磨きを。足裏からお尻まで、いきむ筋肉を満遍なく鍛えられて一石二鳥です」(長瀬さん)
1杯の白湯を飲むことは腸活の王道。実は、食道や胃を白湯が通るとき、粘膜を通じて副交感神経が活性化されて胃や腸の動きが良くなる、と最新の医学データからも太鼓判を押されている。
「さらに腸を目覚めさせる朝食を。食欲がないなら、ヨーグルトに食物繊維が摂れるグラノーラをプラスする程度でもいいですし、冷えが気になる人は温かいお味噌汁を飲みましょう」(長瀬さん)
排便の習慣を身につけるため、便意がなくてもトイレに行こう。
「座って肘を膝の上に乗せ、45度の前傾姿勢。膝は少し開いてかかとを上げて。彫刻の“考える人”の姿勢は、便を押し出しやすい排便の理想型なんです。ただ、トイレの滞在時間は1~2分に。