日本サッカー界の悪ガキ!? 北野颯太「ピッチではオラオラ系だけど普段の僕は…」18歳の素顔
ーー勝利やゴールへの執念、泥臭さを特に感じたゴールでした。“初”だけではない特別な思いもあったのでは。
そうですね。予選敗退したU-20W杯で悔しい思いをして日常から変えないといけないと改めて決意していたところでしたし、プロ1年目の最初のほうは得点できていたなかで、後半から苦しい時期が続いていたので、とりあえず1点取りたいという思いがありました。みなさんから期待されるのは嬉しいし、それに応えたいという一心でやっていたんですけど、背負い過ぎていたのかはわかりませんが、プレーに焦りがあったのだと思います。(相手ミスからの)あのようなゴールでしたけど1点は1点なので、とても嬉しいです。
ーー苦しく辛い、挫折とも言える困難な時期について、どう捉えていますか。
挫折は、これまで何度も経験しています。
なので、こういうものは乗り越えられるというのは自分でもわかっていたし、反骨心というか不満や悔しさはサッカーで見返してやる、自分ならやれるという自信があるんです。だから、「もうあかんなぁ」と腐ったり、誰かのせいにはしません。そういった部分が自分のいいところでもあると思っています。
ーーそのような考え方は、これまでの経験が糧となり形成されたと思いますが、ほかに影響を受けた人やことなどは?
パッと浮かぶのは、中1の時に指導してくれたセレッソ大阪アカデミーの金晃正コーチです。