芳根京子「100%モネの展覧会になっています」国内外の作品が一堂に!
目を患いながらも絵を描き続け、傑作を生み出しているというのがすごいです。
――ちなみに、モネは美食家としても知られていますが、芳根さんがフランスで食べて印象に残っているものはありますか?
芳根さん毎日食べていたのは生ハムでした。朝からホテルで食べて、昼も夜も食べて(笑)。もともと生ハムは好きでしたけれど、これほど毎日3食全部食べていたのは、本当においしかったからだと思います。全然飽きないのです(笑)。フランスらしいお料理では、ガレットもよかったです。
母に解説してあげたい
――あまりアートに詳しくないと仰っていましたが、今回のお仕事で何か変わりましたか?
芳根さん今まで、アートは知識がないと楽しめないのかな、と自分の中で勝手にハードルを上げてしまう部分があったのですが、このお仕事をきっかけに母と美術館回りをはじめ、フランスに行く前に、はじめて「一人美術館デビュー」もしました。
――どの美術館で、デビューされたのですか?
芳根さんちょうど松岡美術館(東京・港区)で印象派の展覧会が開かれていたので、チャンスだと思って駆け込みました。
とてもよかったです。事前に、モネは光に注目するといいと教わったので、その点を意識して見てきました。