芳根京子「100%モネの展覧会になっています」国内外の作品が一堂に!
そこでは、庭を手入れされている庭師の方ともお話をさせていただいたのですが、高知にある「モネの庭」にも関わっていらっしゃると聞いたので、さっそく高知行きの飛行機を予約しました(笑)。
「モネの黒」を見てみたい
クロード・モネ《昼食》1868-69年 油彩、カンヴァス 231.5×151.5cm シュテーデル美術館
© Städel Museum, Frankfurt am Main
――今回の展覧会で、注目している作品はありますか?
芳根さんフランスで睡蓮の池を見てきたので、やはり睡蓮の作品です。国内外から集められた睡蓮の絵がまとめて見られるというので、とても楽しみです。また、今回はじめてフランスに行ったので、パリの街並みを描いた作品も見てみたいです。実際にパリを見てから絵を見ると、「そうそう、パリはこんな感じ」と思えそう(笑)。あとは、初来日の《昼食》も楽しみです。モネが黒い色を使うのは珍しいそうなので、「モネの黒」を自分の目で見たいです。
――モネ作品、どんなところがお好きですか?
芳根さん光もすばらしいと思いますが、五感で楽しめる絵のような感じがします。
実際に、そんなことないのですが、絵から香りがするような気がするのです。