キラキラ光る新鮮しらす、無添加の干物…地元食材をたっぷり味わう、静岡・用宗港への旅
さて、夕食に選んだ店は築100年ほどの古民家を改装したレストラン『カスターニョ』。オーナーシェフの稲見謙司さんが、海あり山ありの用宗に惹かれ、家族と共に暮らす母屋とレストランを作りました。温もりを感じる居心地のいい店内でいただくのは、地元産の食材を中心とした、仲間とシェアを楽しめる料理。太刀魚の炙りがのった香味野菜と葉野菜のサラダや、空芯菜とわけぎ、ルッコラを使ったジェノベーゼソースで和えたしらすのパスタなど、その日の食材で替わる、アラカルトスタイルです。ソムリエの奥様が担当するデザートまでたっぷりいただけば、稲見家にお邪魔してご馳走を味わった気分になります。
宿泊は、こちらも古民家を蘇らせた「NIHON IRO」へ。漁師の住まいや、診療所だった場所が、キッチン付きのリビングがある、暮らすように過ごせる極上空間に生まれ変わっています。
翌朝は、クラフトビール好き注目の『West Coast Brewing』直営ホテルの1階にあるタップルームに。
宿泊者以外も利用できる場所で、目の前にあるビール醸造所から次々に運ばれてくる樽生ビールで、朝から一杯。次回はビール好きを募ってここに泊まろう、と妄想も膨らみます。