“母親に35年も閉じ込められた男”の大暴走…世界を熱狂させた衝撃作、ついに日本初公開
脚本を書くことから始まり、映画作りは大変な作業も多いですが、だからこそ楽しめる方法を見つけることが大事なのではないかなと。そうすれば、作品の質も上がると考えています。ちなみに、僕にとってはこうしてどんどんメモを書いていくほうが簡単で、リラックスできるやり方なんです。
―それでは最後に、ananweb読者に向けてメッセージをお願いします。
監督映画というのは、何かしらのカタチで人の心を動かすものでなければいけないと僕は思っています。同じ作品でも、人によっては感動する場合もあれば、すごく笑える場合もあるし、面白くないと感じる場合もあるかもしれません。そんなふうにたとえ正反対のリアクションだったとしても、観客にとってはいいことだと考えています。
というのも、いまの私たちは現代社会のなかでそれだけの強い感情を味わうことが少なくなっているからです。
『悪い子バビー』に関しては、自分の作品ではありますが、感情的な美しさを持っていると自負しているので、たとえ一部分だけでもその美しさを感じてもらえたらうれしいなと思います。
待ち受けるのは、唯一無二の映画体験!
30年が過ぎても色褪せることない衝撃を観客に与え続け、「映画の常識を覆した」