2023年10月21日 20:30
知らないと恥ずかしい!【ビジネスマナー】元社長秘書が教える「使ってはいけないNG敬語」
「いたしかねます」という表現が適切となります。
その10.「どちらにいたしますか」
正しいビジネス表現は「どちらになさいますか」
「どちら」は「どれ」の丁寧語、「いたす」は「する」の謙譲語となります。謙譲語は、自分の行動をへりくだって表現する際に使用する言葉となりますが、相手を主体とする場合は「する」を尊敬語にして「なさる」を使うのが正しい敬語表現となります。
おわりに
ビジネスシーンにおいて、正しい敬語を使うことで相手への尊敬の念を示すことができ、好印象を与えられます。今一度、自分の使っている言葉が正しいかどうかを確認してみてくださいね。最も大切なことは相手を敬う気持ちです。言葉を磨き、品格のある対応を心がけましょう。
<筆者情報>
ライター:能美黎子
大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。
その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行なっている。
©tynyuk/Adobe Stock
文・能美黎子
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