しいたけ.さん「自分が自分の友達ではダメですか」 “人間関係の悩み”解消法を伝授
穏やかな推しだってある!同じ温度感の人を探そう。
推しというと、めちゃくちゃ高い熱狂度で誰かを応援するイメージがあるけれど、僕はもうちょっと低い温度の推しがあってもいいと思っていて。真面目な話、ケーキのモンブラン推しとか枯山水推しとか、人じゃないものが対象だっていいわけですよね。「モンブランを見るだけで幸せな気持ちになれる」くらいだったら、それはその人にとって大切な推しなんじゃないかと。それで言うと、僕の推しは洗剤です。どの洗剤が一番台所の水垢を落とせるか試しながら、洗剤がずらっと並んでいるのを眺めてはほっこりしています(笑)。
洗剤を推す僕の温度感とアイドルを熱狂的に推している人のそれは全然違うから、どうしたって話は合わないし、合わせる必要もないもの。この温度感ってすごく大事です。
どんなことでも同じ温度感の人と話すと、やっぱり楽しくて盛り上がります。だから温度感の違う人や全然興味がない人に一方的に推しへの愛を語る行為は、ちょっと違う気がしていて。無理に合わせずに「ごめん、わからないんだ」と言っていいと思いますよ。もしあなたが僕でいう洗剤のような穏やかな推しがあるなら、静かにひとりで楽しむか、同じ温度感の推しを持つ人を探して語り合ってみてください。