不動産会社の経営者が教える! 絶対に選んではいけない「NG物件の特徴」3選
一般的なマンションの排水管は、雑排水管(台所、洗面、洗濯機、風呂)、汚水管(トイレ)、雨水管(屋上やバルコニーからの雨水)に分けられます。
この中でとくに定期的な清掃が必要なのは、雑排水管です。
雑排水管は、料理の油やゴミ、髪の毛、糸クズ、洗剤、石鹸カスなどが蓄積しやすく、汚れたままにしておくと悪臭や詰まりの原因になってしまうからです。
また、放置することで配管自体の劣化にもつながるため、長期にわたって建物を維持するためにも定期的な排水管清掃が必要不可欠となるわけです。
実施頻度については明確に定められていませんが、年に1~2回くらいの頻度で行うのが一般的です。
ところが、詳しくない管理会社に任せている場合、排水管の定期清掃が行われていない可能性があるため注意が必要です。
定期清掃が行われていない物件ではトイレが詰まったり、風呂場の水が逆流したりといったトラブルが起こりやすくなります。適切な定期清掃が行われているかどうかは、マンションの管理状況が記載された「重要事項調査報告書」などを確認することでわかります。
不動産会社に依頼し、長期修繕計画、管理組合総会の議事録などとあわせて取り寄せ、しっかりチェックしておいてください。