不動産会社の経営者が教える! 共用部分でわかる「トラブルが起こりがちなNG物件」
物件の衛生状態をはかるひとつの指針になると思います。
とくに帰巣本能が高いハトは、いったん巣を作るとなかなか追い払うことができず、ベランダでの「糞害(ふんがい)」に長年悩まされているという方も多いです。
汚れや臭いだけでなく、感染症の原因にもなりかねないため、ベランダにハトやカラスのフンが落ちている物件は避けたほうがいいでしょう。
また内見する部屋から見える範囲(常識の範囲内)で、隣の部屋のベランダの様子もチェックしてみましょう。
生ゴミの置き場所になっていたり、タバコの吸殻がポイ捨てしてあったり、ゴキブリ駆除用の薬品(ブラックキャップなど)が多数置かれていたりしたら要注意です。
隣人が不衛生にしていると自分の部屋にまで「糞害(ふんがい)」やゴキブリの侵入などの被害が及ぶ他、ベランダでタバコを吸われると健康被害にもつながってしまいます。
隣人トラブルを未然に防ぐためにも、そういった物件はおすすめできません。
NG3隣の部屋でガーデニングをしている物件
植物や花が茂った美しいベランダは、一見、素敵なものに思えます。
彩りのある丁寧な暮らしをしている人が住んでいる…というよいイメージをもつかもしれませんね。