メール1通で「仕事ができない人」の印象も?【必ず知っておきたいビジネスメールのマナー】
特に、目上のかたに使うと少し見下したようなニュアンスが含まれる場合があるので注意しましょう。目上のかたやお客様に対しては「おっしゃる通りだと思います」などを使用するとよいでしょう。
その4. 「ご苦労さまです」
正しいビジネス表現は「お疲れさまです」
「ご苦労さま」は、目上のかたが目下にかけるねぎらいの言葉なので、上司のかたに使うのは不適切となります。「お疲れさま」という言葉は、上下関係問わず使える言葉でとても便利ですが、「お疲れさまです」ばかり使うのではなく、先に退社するときには「お先に失礼いたします」、上司が帰社したときには「お帰りなさい」など、その状況に合わせた言葉選びをすることをおすすめします。
その5. 「できません」
正しいビジネス表現は「いたしかねます」
「できません」という表現は敬語となりますが、ビジネスシーンでは角が立つため避けましょう。「いたしかねます」という表現が適切となります。
©tynyuk/Adobe Stock
※ 文・能美黎子
※ 2023年10月21日配信
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リスケは、カジュアルな場面や親しい間柄で予定を変更したい場合などに使うのが基本です。