不動産会社の女性経営者が教える! 間取り図の表記でわかる「選んではいけないNG物件」
入るだろうと思っていざ引っ越しをしてみたら、柱にぶつかってしまい入らなかった…、というケースも。
――そのほかに「間取り図」を見るときに、注意すべきことや気をつけることはありますか?
平出さん「㎡」だけを見て、広いかどうかを判断するのはやめておいた方がいいです。㎡が広いと思っても、物件によっては狭く感じてしまうこともあります。また、”1R6帖”と”1K6帖”ですと部屋の広さが異なるので気をつけてください。
――平出さんなら、ひとり暮らしをするなら「何㎡」の間取りを選びたいですか?
平出さん 私は㎡にカウントされないロフトがある物件を選ぶことで、居住空間の割に家賃が安い物件を選びたいです。見えるところにあまり家具や荷物を置かず、部屋をスッキリ見せたいので、部屋が多少狭くても収納スペースの多い部屋を選択します。広ければいいというわけでもなく、広すぎても落ち着かなかったり、電気代や掃除の手間などのコストがかかったりもします。”自分には必要なかった…”と住んだ後に、前よりも狭いお部屋へ引っ越した人もいました。
自分の生活には何が必要なのか、必要ではないかをじっくり考えて、コスパのいい物件を見つけてもらえたら嬉しいです。