「お暇なときに」は絶対NG!【ビジネスマナー】上司に使ってはいけない敬語7選
その7.「伺っていますか」
正しいビジネス表現は「お聞きになっていますか」
「伺う」は謙譲語です。自分がへりくだるときに使いますので目上に対しては使えない表現です。この場合は「お聞きになっていますか?」「例の件、ご存知でしょうか」などと使いましょう。「伺う」は「お伺いしてよろしいですか」というように、自分が相手に聞く場合に用いることができます。
おわりに
知らないうちに使っていた言葉があったというかたもいたのではないでしょうか。正しい言葉遣いは、上司とより良い関係を築くために必要不可欠です。上司だけでなくお客様や取引先などに対して、場面に適した言葉選びを心がけましょう。4月から社会人になるというかたは、ビジネス用語を正しく使いこなせるように、事前に確認しておきましょう。
<筆者情報>
ライター:能美黎子
大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行なっている。
©孝広 河野/Adobe Stock
文・能美黎子
上司を手招きする部下!?【ビジネスマナー】若手社員の「トンデモ行動」と対処法