不動産会社の経営者が教える! 選んではいけない「賃貸物件の特徴」とNG行動
石岡そうですね。室内の内見に関しては約1時間以内という限られた時間しかないので、自分が重視したい箇所は忘れずに確認してください。あとで見返すためにも写真を撮ったり、扉やカーテンなどのサイズを書き込んでおくとよいでしょう。筆記具の他、採寸用のメジャー、コンパス、地図も持って行くと便利です。
――それでは、内見で見落としがちなポイントやNG行動について教えてください。
NG1夜間に内見に行く
仕事などで忙しく、夜間に内見を予定しているかたもいるかもしれませんが、日当たりを重視するのであればやめたほうがいいでしょう。夜に内見すると日当たりはもちろん、窓からの景色や近隣の雰囲気もわかりづらいため、あまりおすすめできません。
ただし、夜間の人通りや明るさ(街灯の有無)、また繁華街の近くなら騒音などがチェックできるといったメリットがあります。
日中に室内を見ておき、夜間あらためて周辺環境をチェックしに行くのがおすすめです。
NG2物件から駅までの道を歩いてみない
サイトや広告などで見かける「駅徒歩分」という表示は、「不動産の表示に関する公正競争規約」(※)によって算出されており、次のような決まりがあります。