いまみんなが惹かれる“魅力のある人”とは? アンケート&6つの観点から識者が分析
「そういう人は日頃のストレスケアがきちんとできているため、ネガティブな感情を溜め込んだり、感情のままに行動したりしません。言い方を変えれば、冷静さを持つ人=クールな人であるともいえます。風通しのいい人になるためには、まず自分自身と向き合い、自分がどういう人間かを知ること。自分が何に興味を持ち、何が好きで、今後やりたいことは何かを整理していくと、ブレない心が作られていきます。そうなると最初に説明したような、多様な意見にも肯定的で、前向きにチャレンジする姿勢を持つ“しなやかな人”にもなれるでしょう」
5、“I”=私を主語にして、自分の意見を言えるブレない強さを持っている。
コンプライアンスやハラスメントに敏感になるあまり、つい発言を控えてしまうといった風潮も見受けられる中、内に秘めた強さやブレない芯を持った人が求められる存在になっていく、と山名さん。
「情報過多な時代に生きていると、いろいろな情報に流されて自分の意見がブレてしまいがち。その中でカリスマとなるような魅力を発揮するのは、必要な情報を自分の意思で見極め、選択して突き詰められる人。
つまり、しっかりしているとか、強いという意味での“したたかさ”を持った人です。