不動産会社の経営者が教える! 年収400万円でローン「マンション購入の基本ルール」
この中で、売買契約締結時に必ず必要となり、基本的に現金一括で支払わなければならないのが手付金です。
売買契約について一定の拘束力を持たせる意味合いがあるため金額もそれなりに高額で、売買代金の5%~10%が相場となります。たとえば3,000万円の住宅を購入する場合、150万円から300万円もの自己資金を、現金で支払わなければならないのです。
手付金の準備ができない場合、気に入った物件を購入することができなくなることを覚えておきましょう。
NG4住宅ローン契約前に転職する
住宅ローンを借り入れる金融期間にもよりますが、基本的には勤続年数が長いほど住宅ローンの金利は低くなり、審査も通りやすくなります。6か月以上、同じ会社に勤続していないと申し込み不可という金融機関も多いため、転職する時期には注意が必要なのです。
たまに、「すべて心機一転、家の購入と転職を同時にやりたい」というかたもいますが、おすすめできません。
転職を検討している場合、住宅ローン契約後に行うのがおすすめです。
Information
<教えてくれた人>
石岡茜さん。2013年に「女性のための不動産会社を作りたい」