くらし情報『「これまでのやり方を壊したかった」話題のフレンチ・アニメーションが日本に上陸』

「これまでのやり方を壊したかった」話題のフレンチ・アニメーションが日本に上陸

ローデンバック監督通常、2人で意見が違った場合、どちらかが妥協して相手に合わせることが多いかもしれませんが、ここまでの信頼関係が築けているとそういうこともまったくない。自分の意見が通らなかったとしても、つねに一緒に決断をしている感覚です。

3か国の文化には、食が共通している

「これまでのやり方を壊したかった」話題のフレンチ・アニメーションが日本に上陸


―なるほど。では、日本についてもおうかがいしたいのですが、どのような印象をお持ちですか?

マルタ監督建築やデザインなど、日本は空間の使い方が本当にうまいですよね。そういう部分は、本作にも間接的に影響を与えているのではないかなと感じているほどです。何もない空っぽなところにこそ実はいろんなものが凝縮されているように見えるので、日本の文化には興味を持っています。いま住んでいるフランスは私にとっては第二の祖国となりましたが、フランスよりも日本のほうが祖国イタリアと共通点が多いかもしれないですね。

ローデンバック監督キアラはイタリア人で、僕はフランス人で、みなさんは日本人ですが、食に対する興味は同じだと思っています。
僕たちも和食は大好きですからね。特にこの3か国の文化には、食が共通しているように感じています。

あと、日本のアニメには食べ物のシーンが多く登場しますが、観る者に絵を通して食欲をわかせるというのは本当にすごいことです。

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