見上愛「奇跡だと思いました」 映画『不死身ラヴァーズ』で主演に!
ただ観劇が好きで、今でもそうですが趣味みたいな感じです。その後演出の仕事に憧れるようになって、大学は演出の勉強ができるコースに進学。そのうち、演出家になるなら演技の勉強も必要だと思い、今の事務所のスクールに通い始めたのが俳優になったきっかけです。
――中学から観劇にハマったとは。自己分析するとどんな性格ですか。
基本的にポジティブな性格だと思います。特に中学時代は超ポジティブで、落ち込んだり怒ったりという感情の波もなく、何事にもイライラもせずに動じない時期があって。当時は周りから「仏のようだ」と言われていたぐらい。
それがしばらく続き、2年ぐらい前まではそういう状態でした。でも役を通していろんな考え方や生き方に触れながら自分を解放していくうちに変わっていったというか、人間味が深まってきたのかな(笑)。今はちゃんと、いろんな感情を出せるようになりました。生きやすいのは、以前の私だと思う。感情の波が少ないから傷つきにくいし、うまくこの世の中を渡り歩けるから。でもお芝居をするなら、今の状態のほうが表現の幅も広がっていいと思います。
――なるほど。ちなみに幼少期はどんなお子さんでしたか?
幼稚園や小学生の頃は、無敵であり最強期。