見上愛「奇跡だと思いました」 映画『不死身ラヴァーズ』で主演に!
小4の時の夢は、総理大臣でしたから(笑)。
――それは無敵ですね(笑)。
怖いものがなかったです。そこから失敗したり傷ついたりを繰り返しながら、どんどん最強じゃなくなっていったけど、でも無敵状態では人の痛みの深いところまではわからないから、やっぱり無敵ではなくなった今のほうがいいと思います。相手の痛みがわかったうえで人に優しくできたほうが、寄り添えている感じがしますから。
――見上さんには、ちょっとミステリアスな印象を持っていました。
よく言われます。だからこの顔に生んでくれた親に、ありがとうって思います。
――ミステリアスなのは顔の雰囲気からだと?
もちろん顔だけじゃないと思うけど、実はそんなに喋るんですね、そんなに笑うんですね、なんて言われることも多いんです。だから見た目とのギャップかなって。
――ミステリアスに思われることも悪くないと思っている、ということでしょうか。
少なくともこの仕事をする場合はプラスだと思っていて。例えば、ひとことセリフを発した時に何を考えているかわからないと思わせることで、表現に生きてくることがあると思うから。
――将来的な目標はありますか?
小・中・高・大そして今といろいろな自分がいたけど、ずっと変わらなかったのは表現するのが好きなこと。