不動産会社の女性経営者が教える! 梅雨時は特に危険「湿気の影響を受けやすいNG物件の特徴」
建物自体の構造の問題で仕方ない場合は入居者の負担はないのですが、結露対策などをせずに放置していた場合は、入居者負担になることもあるので気をつけてください。
――湿気対策がしづらい、カビが生えやすいNG物件について教えてください!
NG1. 「1階の物件」
平出さん1階は地面に近い分、雨が続くと特に湿気やすく、外からの湿気を取り込みやすいため、カビが発生しやすいです。
NG2. 「日当たりが悪い物件」
平出さん北向きだったり、隣の物件と密接していて太陽の光が取り込めない物件も湿気がたまりやすいです。
NG3. 「窓が少ない物件」
平出さん窓が1つしかないなど、風が通りにくい物件は湿気がたまりやすいため、湿気対策が必須になります。角部屋の物件であれば窓が2か所以上あったり、換気口が多く風通しがいい物件が多く湿気を逃しやすいです。
NG4. 「築年数が古い物件」
平出さん築年数が古い物件は、排水溝の劣化や換気口が不十分な物件も珍しくありません。湿気を感じやすい可能性が高いため、できればやめておいた方がいいです。
NG5. 「コンクリート打ちっ放しの物件」
平出さんデザイナーズマンションなど、壁がコンクリートになっている物件も要注意。