実は略語でした! 「おでん」、もともとの名は何でしょう?
ふだん何気なく使っている言葉のなかに、実は略語がけっこうあります。これって略語だったの!?と驚く略語をご紹介。今回は、「おでん」です!
「おでん」って、なんの略?
みんな大好きな「おでん」。寒い時期に食べる温かいものだけでなく、夏にさっぱりといただく冷やしおでんも人気です。
コンビニや居酒屋でも定番メニューのひとつですが、家庭料理でも人気。好きな具材を入れて自分流のだし汁で煮込んで楽しんでいる人も多いと思います。
そんなおなじみの「おでん」も、実は略語。
さて、いったい何の略でしょう?
おでん、もともとは…?
おでんは、「お田楽(でんがく)」の略でした!
もともとは、「田楽豆腐」のことを略して「田楽」というようになり、それに接頭語の「お」をつけて「お田楽」となりました。
ちなみに、田楽豆腐とは、長方形に切った豆腐に味噌をつけて焼いたもの。その料理が次第に豆腐だけでなく、コンニャクやサトイモなど種類が増え、さらに味噌焼きから煮込み田楽に変わり、やがて今のような「おでん」の形になっていきました。
おでんの由来は踊り…!?
おでんの由来である「田楽」のもとの意味は、舞楽芸能のこと。