ゴールデンボンバー・鬼龍院翔「僕らは時が経つほど面白くなるバンド」
――2004年に結成され、今年20周年を迎えた心境はいかがですか。
ファンのみなさんが応援してくれたから、20年間、バンドが続いているということを実感しています。ただ音楽がやりたいだけなら、お仕事にならなくても、音楽だけを趣味で続けていくことができる。けど、もしもこんな変なバンドを応援してくれる人がいなくなったら、バンドはやめますよ。でも、みなさんが支えてくれているから、変なことをやっても、これで20年も続けてこられました。僕はいつも100点の活動を目指すよりも、70点ぐらいのものでも世に出していいから、続けていくことが大事だと思っています。
――そんなゴールデンボンバーの要となる鬼龍院さんですが、そもそも幼い頃はどんな音楽にふれていましたか。
いわゆる学校でふれる音楽ではなく、自分自身で「いい音楽だな」と意識した音楽は、小学校1年生の頃に聴いたCHAGE and ASKAさんですね。
当時大ブレイクしていて、家族や親戚も好きで、みんなで家のCDコンポで聴いていた記憶があります。
――鬼龍院さんはギター、ベース、ドラム、ピアノなど一通りの楽器の演奏ができるかたですが、早くから楽器を習っていたのでしょうか。