電気代が高いのは家のせい!? 不動産専門家が教える! 節電・暑さ対策しにくい「NG物件の見分け方」
とテンションが上がり、即契約を決めてしまうかたも一定数いらっしゃいます。
もちろん、明るく日当たりがいいというのは大きなメリットではあるのですが、暑さ・湿気対策という切り口で見ると、マイナス点があるのも事実。仕切りがなく広々とした空間である構造の場合、冷房など空調が効きにくいのです。
とくに2階建て以上の住宅の場合、暖かい空気は上へ上がる性質があるため、2階以上の部分はなかなか冷えないというデメリットがあります。さらに1階部分に関しても、上部の暖かい空気と密接状態になっているせいで、吹き抜けがない物件と比べると冷えづらい傾向にあります。
吹き抜けがある物件には、天窓や大きな窓がついていることも多いのですが、窓が大きければ大きいほど強い日差しを受け、室内は暑くなってしまいます。
日当たりのよさを最重視するかたならば問題ありませんが、暑さ・湿気対策を徹底し、光熱費を節約したいと考えるのであれば、吹き抜けがある物件はあまりおすすめできません。
NG3断熱窓が採用されていない物件
秋の異動等でこれから家探しをするかたは、内見時、実際に住んで生活する暑さを直に感じることができるチャンスです。