電気代が高いのは家のせい!? 不動産専門家が教える! 節電・暑さ対策しにくい「NG物件の見分け方」
暑さや寒さは冷暖房等で対応できるという一面もありますが、年々、電気代・ガス代が高騰しているのも気になります。
高瀬電気代の高騰に対して政府が行っていた「激変緩和措置」による値引きが、2024年6月使用分(7月検針分)で終了しました。
酷暑となる予想から、「酷暑乗り切り緊急支援」(※2)として8月、9月、10月の電気・ガス使用分については再度、支援されると発表がありましたが、それらの支援が終われば光熱費が家計を圧迫するのは必至です。
また今後もその傾向が続く可能性が高いため、住まいを選ぶ際には、暑さ、寒さ、さらには湿気対策を意識しておくことが重要だと考えています。
――それでは、具体的にどのような点に注意して物件を選べばいいのでしょうか。季節柄、とくに暑さ・湿気対策の観点から、選んではいけない物件について教えてください。
NG1風通しが悪い物件
風通しが悪い物件は、室内の空気がうまく循環されないことから、温度が高くなりやすい傾向にあります。日中にこもった暖かい空気が部屋の上部にたまり、エアコンをつけてもなかなか室内が冷えません。
また空気の循環がうまくいかないと、湿気がたまりやすくなります。