山﨑賢人「最初から最後までクライマックス」 吉沢亮と語る、映画『キングダム』最新作
現在公開中の映画「キングダム」シリーズ最新作から、主人公・信(しん)を演じる山﨑賢人さんと、嬴政(えいせい)を演じる吉沢亮さんが登場!大将軍を目指す信と、中華統一を目指す嬴政。劇中で二人の大義が重なるように、今作でお二人が目指したものとは?
片や大将軍を夢見る一兵士の信、片や人質から王になった嬴政。出自は違えど育ってきた環境が似ている二人は、大いなる野望を抱えているというところも共通している。シリーズを通して信を演じている山﨑賢人さん、嬴政役の吉沢亮さんにとって最新作『キングダム 大将軍の帰還』はどんな作品になったのか。
写真左・吉沢亮さん、右・山﨑賢人さん
山﨑:僕が演じている信はとにかくまっすぐで嘘がない人。信の言葉は映画を観ている人に、そしてきっとその言葉を言われている人にも届くと思うんです。あれだけストレートに想いを伝えられるというのは魅力ですよね。僕はそんな信が好きですし、そこを一番大事にして演じています。
シリーズ3作目の『運命の炎』で信は嬴政の生い立ちを知ってしまうんですが、実はその場面は映画のオリジナルなんです。原作にはないシーンだけれど、王騎(おうき)将軍に向けて語られた嬴政の過去を聞いて、自分と同じようにひどい幼少時代を送って、今、同じ目的のために一緒に戦っていることを知る。